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2024.12.09

家族との関わり方を見直しましょう

■事業承継は「人」がカギになる

時代とともに、事業継承の形も変わりつつあります。
昨今では、自由な生き方を求める若年層が増えたことは間違いありません。

そんな時代の移り変わりもあるなか、親として

「わが子に会社を継がせるべきか」

「会社や子どもにとって、事業を継がせることが本当にいいのか?」

と、真剣に考えている社長も少なくありません。

ひと昔前であれば、家や事業を中心に
「子どもに継がせるのは当然。では、誰に継がせるのか?」
という判断でした。


でも、現代では「人」に基準が移っています。

わが子が女性だけだった場合には、跡取りの夫を養子として迎え入れる、もしくは

社員と娘さんに結婚してもらい、後継者にするというパターンが減ってきています。

こうした時代の変化によって、事業承継のあり方が変わってきているのです。


■本気で奥様の人生も考えましょう

相続対策にも言えることですが、

奥様の意見をあまり聞かない社⻑は多いのではないでしょうか。

事業承継も相続も、ご夫婦にとって非常に大きなイベントです。

それにもかかわらず、奥様のご意向がほとんど入っていないことが多く見られます。

終活においては、奥様のご意向を聞いておかなかったために、残念な結果になることも多々あります。

なぜなら、母親でもある奥様は、子どもたちのことを一番知っているからです。

子どもたちも、母親の言うことは無下にはできません。

コラムをお読みの男性の社⻑さんは、「奥様の夢」を聞かれたら答えられますか?

社長であるとともに夫である方々は、奥様の人生を一緒に、本気で考えることがとても重要です。

事業継承のことも、これからの人生のことも、ぜひ、奥様の意見を聞いてみてください。

ともに歩むなかで、「聞いておいてよかった」と思えるはずですよ。




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